2011年7月2日土曜日

.新幹線特許、既に出願=日欧と対立激化か―中国

時事通信 6月28日(火)12時41分配信
 【北京時事】中国政府・国有企業が、日本や欧州から導入した技術に基づいて改良・開発した高速鉄道(中国版新幹線)車両について、特許の国際出願を容易にするための特許協力条約(PCT)に基づき、21件の技術特許を既に出願していたことが28日、明らかになった。中国英字紙チャイナ・デーリーの取材に鉄道省幹部が書面で認めた。
 それによると、中国は現在、米国、ブラジル、欧州、ロシア、日本での特許取得を目指している。PCT出願は、条約加盟国の一部で特許申請すれば、他国でも特許取得が容易になる制度で、具体的にどこの国で出願したかは不明。報道によると、8件の申請については国際予備審査を通過し、今後、本格的な手続きに入るという。
 中国国有企業は日本の川崎重工業やドイツのシーメンスなど日欧企業から技術供与を受け、高速鉄道車両を改良・開発。しかし、中国側は北京―上海新幹線の主力車両となる最新型について、海外の技術を発展させ、独自開発したとの立場だ。
 鉄道省は米国の高速鉄道計画への参入に意欲を示しており、特許申請の背景には、交渉を有利に進める思惑もありそうだ。日欧企業は、海外への輸出は契約違反だと不満を示しており、特許紛争に発展する恐れもある。仮に中国の参入資格が認められれば、価格競争力で圧倒的に有利に立つとの見方もある。 

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ここ数日、中国新幹線の話題をよくテレビで目にする。
その理由が、中国が新幹線の特許を出願しているためだ。
米国でだけかと思っていたが、記事によると何か国か同時に申請しているようだ。
それなら、特許翻訳するにも英語翻訳だけではなく、ポルトガル語翻訳ロシア語翻訳しているのだろうか。
特許申請するには法律翻訳も踏まえておかなければならないだろう。
しかしながら、中国は新幹線を作るにあたり、日本やドイツから技術供与を受けている。
日本とドイツの技術をマニュアル翻訳して中国新幹線が完成したのではないか。
この特許出願が各国でどのように扱われるのか非常に興味がある。

By MT

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