2011年7月12日火曜日

雲南・麗江古城で火災…世界遺産の街並みに大きな被害、1人死亡

サーチナ 7月12日(火)10時16分配信
雲南省の麗江古城(麗江市旧市街)で12日未明、火災が発生した。保存されていた古い建物の91号院が焼け落ち、92、93号院も大きな被害を受けた。麗江古城はナシ族が多く住む。明代ごろから形成された古い街並みが残っており、1997年には世界文化遺産に指定された。中国新聞社が報じた。

火災は北門街金虹巷で発生した。消防が駆けつけて消火に当たったが、古い建物に大きな被害が出た。午前2時23分までに、同火災で1人の死亡が確認された。

麗江古城は1996年の大地震で大きな被害を受けたが、1997年に世界文化遺産に登録された。その後も古い建物や市街の保存や整備が積極的に進められてきた。2004年には中国最初の世界遺産テーマパークである麗江世界遺産公園が開園した。

◆解説◆
 麗江は雲南省北部に位置する。ナシ族以外にも、リス族、プミ族、ペー族、イ族などが住む、少数民族地域。四川省から雲南省、東南アジアに至る交通の要所でもあった。1254年には、南宋包囲網を形成するために、進軍した元朝のフビライ(1269年に大ハーン=皇帝に即位)が麗江を経由した。麗江の南にあった大理国は抵抗した後に降伏したが、麗江は当初から協力したので、優遇されることになった。

 ナシ族は、トンバ(トンパ)と呼ばれる伝統宗教の司祭が用いた神聖文字である「トンバ文字」を伝えていることでも知られる。トンバ文字は世界的にも珍しい「生きた象形文字」のひとつ。麗江地区には、古い合奏の白沙細楽も伝わる。モンゴル系の研究者は「フビライが楽人を残した」との記録から、白沙細楽を「古いモンゴル器楽が起源」と主張、ナシ族の研究者は「伝統的なナシ民族音楽」と主張する傾向がある。白沙細楽では、シルクロード(中央アジア)に起源を持つと考えられる楽器も使われている。(編集担当:如月隼人)
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世界文化遺産「麗江古城」での火事とは大変残念である。
貴重な街並みも火事で一瞬にして消えてしまうこともある。
早く復旧することを願う。
ところで解説のナシ族の「白沙細楽」がモンゴルが起源ではとある。
ナシ族の白沙細楽の中国語翻訳とモンゴル器楽について格安モンゴル語翻訳して比べてみたい。
白沙細楽をぜひ聞いてみたいものだ。

アジアには世界文化遺産が他にもある。
カンボジアのアンコールワットやフィリピンのフィリピン・コルディリェーラの棚田群等だ。
ぜひ格安カンボジア語翻訳ガイド、格安タガログ語翻訳ガイドと一緒に観光したい。

By MT


 

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