2012年5月31日木曜日

ハローキティジェット上海運航開始、機内はキティちゃんに囲まれ夢心地―中国メディア

Record China 5月24日(木)17時26分配信

2012年5月23日、中国・上海市虹橋と台湾の台北松山間で、ハローキティジェットの運航が開始した。中国新聞ネットが伝えた。
同航空機を導入したのは台湾のエバー航空(Eva Airways)で、同社は航空会社としては初めてサンリオと提携し、2005、2006年にハローキティを外装にほどこした航空機を運航。

今回上海・台湾間に運航を開始したのは、二代目のハローキティジェットで、マジックスターという名の魔法をテーマとしている。ほかにもキティちゃんの好物であるリンゴがデザインの「アップル」や世界旅行をイメージした「アラウンド・ザ・ワールド」などの5つのテーマで外装がされており、ハローキティのさまざまな姿を楽しめる。

魔法をテーマにしているだけに、航空機には魔法のタクトを持ったハローキティが描かれ、夢のような旅をお届けするという意味が込められているという。

ハローキティジェットのこだわりは外装だけに留まらず、チェックカウンターやチケットはもちろんのこと、機内のヘッドレストカバーからナプキン、コップ、食器、哺乳瓶に至るまでハローキティのイラストをあしらったもので徹底されている。

さらにトイレットペーパーやハンドソープに機内食もハローキティ一色。その上客室乗務員のエプロンにもハローキティが描かれており、ハローキティに囲まれた環境の中で、空の旅を楽しめる。

2011年の10月末から、ハローキティジェットは台湾から日本の北海道や福岡、成田、中国・香港や韓国、グアムなどの路線に導入。そして今回は東京・羽田と上海・虹橋で新たに運航がスタートし、今後のフライトの調整次第では、上海行きの便で別のテーマのハローキティジェットに乗る機会もあるという。(翻訳・編集/内山)


****************

世界中で大人気のキティちゃん。
そんなに興味がなくても、このキティちゃん飛行機にテンションが上がる。
海外ではセレブも大好きと公言するキティちゃん。
中国には北京や上海、台湾にサンリオショップやキティカフェがある。
また、アメリカ、フランスドイツイタリアスペインは当然として、なんとアフリカ最大のポルトガル語人口を擁するアンゴラやアラビア語で二つの海という意味のバーレーンにまでサンリオショップがあるようだ。
世界2800店舗のサンリオショップの旅もおもしろそうだ。

By MT

日本企業が中国市場に大挙押し寄せる、中小企業の進出目立つ―SP紙

配信日時:2012年3月9日 19時28分  レコードチャイナ

2012年3月5日、シンガポール紙ザ・ビジネス・タイムズは「日本が大挙して中国に進出している」と題した記事で、大企業から中小企業まで、様々な規模の日本企業が中国に殺到していると報じた。8日付で環球時報が伝えた。 

日本貿易振興機構(ジェトロ)の報告によると、大企業から中小企業まで様々な規模の日本企業が大挙してアジア、特に中国に進出し、ありとあらゆる分野で業務を展開している。日本の歴代政府が企業に対し、中国への過度の依存は避け、アジアや他の地域に投資先を分散させるよう、繰り返し警告しているにもかかわらず、報告は彼らが中国行きを加速させていることを示している。 

ジェトロが先日、日本企業9357社に対して調査を行ったところ、彼らはアジアへの輸出のほか、現地で様々な生産・販売業務を展開、研究・開発拠点や地域本部も増やしていることが分かった。円高に乗じて、アジアでM&A(企業の合併・買収)を行う日本企業も増えている。 

報告によると、日本企業の最大の輸出目的地は中国本土、次にタイ台湾韓国が続き、米国の順位はかなり後ろになる。アジア向けの輸出が最も多い業種は医療品、化粧品、食品、飲料、各種精密機器。調査対象企業の69%は中国市場の開拓を目標に掲げている。特に規模の小さい企業の中国進出が目立つという。(翻訳・編集/NN


***********
確かに中国に一極集中するとリスク分散ができず問題がある。
しかし、世界第一位の人口を擁する中国はとても魅力的な輸出目的地である。
日本の製品は信頼されておりブランド力も強い。
ぜひ、中国に食い込みたいところだ。
しかし、中国のEC事業から楽天等が撤退したように日本式ではいかないこともある。
中国進出もよく見極めていかなければならない。

byMT

2012年5月30日水曜日

東京スカイツリーの中国語名は「東京晴空塔」、中国人観光客の来場に期待―中国メディア

Record China 5月30日(水)8時11分配信

2012年5月22日に、世界で最も高い自立式電波塔・東京スカイツリーがついに開業した。5日後には予定より2日早く、来場者数100万人を突破(※付帯商業施設・東京ソラマチも含む)。今後の末永い業績拡大のため、事業主は中国人観光客に希望を託しているという。21世紀経済報道の報道。
NHKの報道によると、東京スカイツリーが日本にもたらす経済効果は1700億円。うち1300億円は東京都に、880億円は所在地の墨田区にもたらされる。5~7月の期間、付近の多くの宿泊施設は予約で満室という状況から鑑みても、その勢いが感じられるところだ。しかし、事業主である東武タワースカイツリーは決して状況を楽観視してはいない。商業店舗やオフィスなどのテナントが予想通りの入居率を満たしたとしても、やはり来場者数がその収益を大きく左右することになるからだ。年間400万人が来場すれば、同社にとっては約8億円の収益となるうえ、1430億円の建設資金が20年で回収できる計算になる。しかし、観光客を惹きつけ続けるためにはそれなりの戦略が必要だ。

そこで希望の星となっているのが年々増加し続ける中国人観光客なのである。2010年に150万人を記録した訪日中国人観光客。当然、東武タワースカイツリーは熱い注目を浴びせている。東京スカイツリーはもともと、中国語名として「東京天空樹」という名称を当てていたが、これが中国国内ですでに商標登録されていることが判明し、最終的には「東京晴空塔」と名づける配慮をしているほどなのだ。(翻訳・編集/愛玉)


***********************

東京スカイツリーは東京の新たな観光の目玉として国内外から大注目である。
4月の外国人観光客数が震災前の水準に戻り、そのナンバー1は中国人観光客であった。
やはりスカイツリーも中国人観光客の取り込みが必至である。
スカイツリーのHPも外国人のために英語翻訳中国語翻訳韓国語翻訳されている。
地図やパンフレット、カタログ等ももちろんDTP翻訳され準備万端であろう。
しかしながら、記事の最後のスカイツリーの中国語名がすでに商標登録されているというところに中国人らしさを感じた。
さすが商魂たくましい!

by MT

ホワイトハウスを模倣?大学図書館がそっくり=図書館長「違う」―吉林省長春市

Record China 5月28日(月)13時28分配信

2012年5月27日、南方都市報によると、吉林省にある長春建築学院の図書館が「米国のホワイトハウスにそっくりだ」と中国のマイクロブログに書き込まれ、話題となっている。「ホワイトハウスを模倣したのでは」という声を大学側は否定している。
大学側によれば、この図書館は2009年から建てられ、今年に入って使用され始めた。前面に10本の長い柱を持った真っ白な外観はホワイトハウスそのもの。屋内外ともにヨーロッパ様式で建てられており、7階建てでカフェなども設けられている。

図書館の建設にあたって専門グループを設置し、国内外の代表的な大学などの図書館を調べた際、コロンビア大学を視察したところ、同大学図書館の趣あるたたずまいが評価され、これを参考とすることが決まったという。

規模は長春建設学院のもののほうが大きく、図書館長は「コロンビア大図書館の拡大版とも言える」とし、ホワイトハウスをマネたという声を否定している。(翻訳・編集/岡田)


*********************

もう一つ建築の話題。
しかし、これは残念な内容ではないか。
前回のブログは建築のノーベル賞を中国人建築家が受賞した話であった。
しかし、今回は中国国内の図書館がホワイトハウスを模したのではと言われている。
この他にもフランスのエッフェル塔やディズニーランド、アップルストアにイケアなど様々な偽物が中国で作られている。
中国にもすばらしい建築のデザインや技術が存在するのにすでにあるものを真似るのはもったいない。
中国はこれまでに著作権や肖像権に反すると訴えられたこともあるのだから、法律で規制することも必要かもしれない。

By MT

2012年5月29日火曜日

72時間ビザ免除制度 北京市、近く導入

毎日中国経済 5月28日(月)13時35分配信
【新華網】 中国の北京警察当局は近く外国人向けに72時間のビザ免除(無査証)制度を導入する方針だ。北京に滞在する外国人は約20万人に上っており、2004年以降に外国人721人が中国の永久居留資格を取得した。

同制度は現在準備中で、良好な環境づくりが欠かせないという。首都の外国人関連の治安秩序を守るため、今年5月15日から8月末まで、北京市公安局は集中的に外国人の不法入国、不法滞在、不法就労を対象に100日間取り締まりを実施。犯罪行為について刑事責任を追及する。傅政華氏は「最近実施した一連の不法犯罪行為への取り締まりは、通常の警備活動で、北京を訪れる外国人の利益を守る重要な措置。各国が法律に基づいて治国する恒例的な行動でもあり、社会の理解と支持をお願いする」と述べている。

2012年、北京市公安局は外国人の要求に合わせて次の7つのサービスを提供している。1、条件を満たしたコミュニティーで外国人の宿泊登録を取り扱う。2、外国人に電話やメッセージで宿泊登録時間の予約、訪問登録サービスを提供する。3、中国語英語の通報連絡先を提供する。4、中国語と外国語の『警察通報案内カード』を利用する。5、『北京滞在生活サービス案内』を提供する。6、ビザ、宿泊登録などの期限が近づいた外国人にメッセージで注意する。7、日常的な注意、多様な形式での宣伝活動を行う。

(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 阿部陽子)

**********************

北京に滞在する外国人が約20万人に上るという。
観光にビジネス両方に、永久居留資格を取得する者もいるとある。
そのため外国人向けのサービスを提供し、さらには72時間のビザ免除制度が導入される。
ビジットジャパンを掲げている日本も中国に見習うべきところがあるのではないか。

By MT

中国人建築家が初受賞=建築界のノーベル賞「プリツカー賞」―北京市

Record China 5月28日(月)10時6分配信

2012年5月25日、中国・北京市の人民大会堂で建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞の授賞式が行われ、中国人建築家の王●(ワン・シュー、●=樹の木なしにさんずい)氏が受賞した。 中国ネットが伝えた。
プリツカー賞は、1979年に米プリツカー一族によりシカゴで創設され、原則毎年1人の建築家が選ばれる。同賞は建築界で最も名誉ある賞といわれ、建築界のノーベル賞と例えられるほど。

今回受賞したのは中国人建築家の王●(ワン・シュー)氏。王氏は現在中国美術学院建築芸術学院院長を務めており、代表作に蘇州大学文正学院図書館、上海万博寧波滕頭ケース館などがある。王氏はプリツカー賞設立以来初の中国人受賞者となった。(翻訳・編集/内山)


*************

建築界のノーベル賞、プリツカー賞を受賞した王氏は大変な快挙を成し遂げた。
中国人建築家にとってプリツカー賞が夢ではないことを実感するニュースである。
正直プリツカー賞についてあまりよく知らないので調べてみた。
昨年2011年はポルトガル人建築家、2010年は日本人の建築家デュオが受賞していた。
その他にも日本から安藤忠雄氏や電通本社ビルを設計したフランス人建築家、シドニーのオペラハウスを建築したデンマーク人建築家、ポンピドゥーセンターや関空に携わったイタリア人建築家など名立たる人々が受賞している。
今後はエコが需要なキーワードの現代に即した新しい発想の建築物にお目にかかれることを期待したい。

By MT

2012年5月27日日曜日

中国の石油価格負担は世界4位―米メディア

配信日時:2012年5月21日 7時25分

2012年5月17日、新京報によると、ブルームバーグがこのほど発表した石油価格の比較報告で、石油価格ランキングで中国は42位だったが、1人当たり平均収入を踏まえて作成された石油価格負担ランキングでは4位だった。人民網日本語版が伝えた。 

同報告は、欧州のエネルギー機関、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、ブルームバーグが発表したデータなどに基づく統計分析を踏まえて作成されたもの。 

同報告によると、世界で石油価格が最も高いのはノルウェーデンマークイタリアで、最も安いのはベネズエラ、サウジアラビア、クウェートだ。1人当たり平均収入を加味した石油価格負担ランキングの上位3カ国はインド、ナイジェリア、インドネシアで、最下位3カ国はベネズエラ、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)だった。 

石油価格負担の計算方法は、97号ガソリンの1ガロン当たりの価格を当該国・地域の1人当たり平均日収で割るというものだ。中国本土の石油価格は世界42位だが、石油価格負担では4位に上がる。香港の石油価格は世界7位だが、石油価格負担では31位に下がる。 

同報告によると、中国本土の1人当たり平均日収は16ドル、97号ガソリン1ガロンの価格は5.31ドルで、平均日収に占める割合は約34%となる。香港の1人当たり平均日収は101ドルで、ガソリン価格が平均日収に占める割合は約8.8%だ。ガソリン支出で香港は中国本土を72%上回る。 

ノルウェーではガソリン価格が平均日収に占める割合はわずか3.6%にとどまる。米国は約3.1%で、同ガソリン1ガロンは4.19ドル、石油価格ランキングは44位、石油価格負担ランキングは50位だった。(編集/TF)


**********************

私達人間の活動に石油は不可欠である。
特に世界最大の人口を擁する中国ではその使用量は半端ではない。
ところで、日本は石油価格ランキング、石油価格負担ランキング何位なのだろう?

byMT

中国ブランドの家電製品、国内市場で外国企業を抜く―中国メディア

配信日時:2012年4月3日 20時24分 レコードチャイナ

2012年3月31日、改革開放経済の発展とともに中国の家電メーカーも急速に成長している。中国独自ブランドの家電製品は、国内市場においてすでに外国ブランドをしのぎ、次々と海外市場へ進出している。網易家電が伝えた。 

この30年の発展を経て、中国の家電業界の生産規模は世界一に。全世界の家電製品の77%が中国製品で占められている。家電専門の市場調査会社・中怡康時代市場研究(China Market Monitor)のデータによると、中国家電市場の規模は2011年に1兆2000億元(約15兆6000億円)を突破。さらに中国家電メーカーは独自ブランドの開拓にも力を入れており、ハイアール(海爾)、Midea(美的)、グリー(格力)、TCLなどの企業が海外市場に進出。2011年10月にはハイアール・グループが、三洋電機の日本と東南アジア地域における洗濯機・冷蔵庫などの白物家電事業を買収した。 

しかし、中国の家電業界は多くの問題を抱えている。まず日本や韓国など海外ブランドの実力とは大きな開きがある。イメージ戦略が不得手で、ブランドが企業にもたらす利益だけを重視している。消費者が中国ブランドを信用しておらず、品質や機能面ではいまだに外国ブランドに信頼を置き、高価格帯製品については、国産ブランドはいまだに負けを許しているという現実もある。 

専門家は国際競争力を持つブランドを作り上げる必要があると主張。各企業がアフターサービスを充実させ、消費者の多様なニーズに応じられるシステムを構築する一方で、政府は有望企業の技術革新やブランド戦略、海外市場進出を支持、監督していくべきだと述べている。(翻訳・編集/本郷)


*******************

中国家電業界は破竹の勢いである。
しかし、残念ながら中国国内ではあまり支持されていないとある。
カタログ取扱説明書などをDTPなどを利用して綺麗に仕上げるだけでも効果があるのではないか。
いまやどの製品を見てもメイドインチャイナ。
中国の生産力は世界の力とも言えるし、脅威ともいえる。

by MT

日本のサッカーアニメ、世界で人気=メッシやジダンも影響―中国メディア

配信日時:2012年4月4日 7時4分 レコードチャイナ

2012年4月2日、中国・騰訊体育は、サッカーを題材とした日本の人気アニメについて、「1980年代以降、『キャプテン翼』などの話題作が登場し、競技人口の拡大を後押しした」と指摘し、メッシやジダンら世界のトップ選手も影響を受けていると分析した。以下はその概要。

日本の専門家によると、日本の人気サッカーアニメの海外放送は、国内サッカー競技を大きく後押しした。その影響は大きく、メッシら有名選手も日本アニメが競技人生に大きな影響を与え、サッカーを続ける原動力の一つになっていたことを認めている。

「キャプテン翼」や「がんばれ!キッカーズ」「イナズマイレブン」などのサッカー作品は、日本アニメの海外進出で新たな局面を切り開いた。中でも日本での「キャプテン翼」の人気はすさまじく、団結や不屈の精神とヒーロー主義、魅力的な画面と豊かな感情表現で、83年の放送開始以来、長きにわたって高い視聴率を誇った。イタリアフランスドイツの欧州をはじめ、中国や中東、アフリカなど、最も多くの国へ輸出されていったサッカーアニメであり、数々のスター選手の少年時代に影響を与えた。ジネディーヌ・ジダンは「キャプテン翼」に登場する技を再現するためにトレーニングに励み、リオネル・メッシはサッカーアニメを見るためによく授業をサボり、両親に叱られていた。そのほか、アレッサンドロ・デル・ピエロやフェルナンド・トーレスも日本のサッカーアニメのファンだったという。

実在の選手が登場するのも、日本のアニメの特徴だ。岡崎慎司ら有名選手や、“なでしこジャパン”のメンバーも作中に登場する。さらに、アニメ人気はサッカー少年の海外脱出すら後押しした。ブラジルへサッカー留学した三浦知良選手はその先駆けだろう。(翻訳・編集/AA)     

********************

日本のアニメが映像翻訳され海外で人気を博している。
この記事の通り、確かに日本サッカーは「キャプテン翼」などのサッカーマンガに牽引されただろう。
「キャプテン翼」が国境を越え世代を超え未だに長く愛されているのは日本人として誇りに思う。

byMT

2012年5月24日木曜日

中国人の食習慣が西洋化、外国食品の売上急増に海外企業が注目―中国

Record China 5月24日(木)5時25分配信

2012年5月20日、英紙ガーディアンは、都市に住む中国人の飲食習慣が徐々に西洋化し始め、中国で外国食品の売り上げが大幅に伸びていると報じた。多くの中産階級が、朝食を中国の伝統的な米の粥からポリッジ(オートミールの粥)に替え、日常的にウイスキーやチョコレート、クッキーなどを好んで食べているという。22日付で環球時報が伝えた。
英国の小売業者マークス&スペンサーの上海市にある旗艦店内では、英国人が好んで食べるベイクドビーンズやマッシュルームのクリームスープが中国人消費者によく売れている。これ以外にも、英国から輸入した冷凍サーモンやタラの切り身、冷凍カレー、チョコチップクッキー、オートミールなども人気が高い。さらには、冷凍したパンを英国からわざわざ直輸入し、店舗内で焼き上げて販売するような例もある。

多くの中国人中産階級が、朝食を伝統的な米の粥からポリッジに替え、茶葉と急須を使った従来のお茶からティーパック使用に切り替えるなど、飲食習慣が徐々に西洋化し始めている。膨大な人口を抱えるとともに、都市部市民の高級品志向が高まる中国は、すでに米国を超えて世界最大の食品・雑貨市場となっており、その市場規模は15年に9500億ポンド(約122兆2100億円)に達すると予想されている。

市場規模の拡大や飲食習慣の西洋化に伴い、多くの海外企業が中国市場に参入、または参入を計画している。英国のスーパー最大手・テスコは中国ですでに100店舗以上を開設。郊外型の大型スーパーを展開するセインズベリーも中国での提携企業を模索中で、マークス&スペンサーは上海の既存4店舗を含めて、合計7店舗を運営している。

一方、一部の関係者は、中国人消費者は商品に対して既成概念が強すぎる傾向があり、それに当てはまらないものはなかなか売れないと指摘する。例えば、ワインはフランス、ウイスキーはスコットランド、チョコレートはベルギーをいった具合。専門家によると、英国は高価な高級品というイメージが強いため、爆発的な大ヒットは期待できそうもない。

それでも、高級イメージがあるからこそ、贈答用や自分へのご褒美で買っていく人も多く、需要は途切れない。その証拠に過去6カ月の間、上海では英国製の食べ物や飲み物が飛ぶように売れているという。(翻訳・編集/HA)
*********************

中国でも上海は金融ITなどで資産家が増えていく特殊なエリアである。
上海を中心に西洋化が広がっていくのは納得である。
しかし、実際どれだけポリッジやティーパックが浸透しているだろうか?
何度か試してもやはりお粥やお茶が良かったりしないのか?
アンケート調査をしてどれくらい西洋化が進んでいるのか調べてみたい。

By MT

中国版ディズニー 世界進出へ “本家”に対抗 “パクリ”ではないと強調

スポニチアネックス 5月22日(火)7時28分配信

中国企業「華強文化科技集団」が、「中国版ディズニーランド」とも呼ばれるテーマパークを世界に輸出する計画を進めていることが22日、明らかになった。

 ディズニーランドに対抗し、中国式のレジャー文化を世界に広める狙いとみられる。

 中国メディアによると、イラン中部イスファハンでは同社のテーマパークが年内にオープンする見込み。南アフリカやウクライナとはテーマパーク輸出で既に合意しており、カタールにも進出する方針だ。

 同社は2008年4月、安徽省蕪湖市に敷地面積125万平方メートルのテーマパークを開園して以来、国内計6カ所で運営している。

 共同電によると、テーマパークは中央に巨大な湖があり、火山探検や宇宙飛行の疑似体験ができるアトラクションや同社が制作したアニメを楽しめる設備などがある。ディズニーランドのシンデレラ城のような建築物もあるが、同社はテーマパークの「知的財産権は完全に所有している」と、“パクリ”ではない、独自開発をアピールしている。

 安徽省のテーマパークの入場者は累計1100万人に達し、同社は中国でもテーマパークを10~13カ所に増やすことを計画しているという。

******************

中国には本物のディズニーランドが香港にあり、上海にも建設中である。
しかし、中国国内ではあたかもディズニーランドのようなテーマパークが存在する。
中国はディズニーだけではなく、日本のアニメの版権等についても度々著作権、知的財産権等の法律違反を問われてきた。
それでもディズニーランドそっくりなつくりのテーマパークを中国式として輸出するところが図太い。
ディズニーランドとは異なる、独自のテーマパークを提案してはどうだろうか?
それがうければポストディズニーランドも夢ではないかもしれない。
さて、ペルシア語ウクライナ語を話す中国ミッキーは現地でどのように受け入れられるのか。

By MT