2011年1月30日日曜日

「国民の政府に対する信頼度、中国が88%で世界一」をどう読み解けばいいのか―台湾メディア

Record China 1月30日(日)18時24分配信

2011年1月29日、台湾の中時電子報は、このほどエデルマン社が発表した調査結果で、中国政府に対する同国民の信頼度が88%で世界一となったことについて、その背景を分析した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。


記事によると、同調査で中国国民の同政府への信頼度が前年の77%から88%に上昇、ブラジル、メキシコ、インドなどを退け世界一となった。2位のブラジ ルは前年の39%から85%への大幅な上昇を記録している。記事は、この「意外な」結果について、調査に人為的な操作が加わったのか、サンプリングにミス があったのか、あるいは正確に真実を反映しているのか測り知ることはできない、と論評している。

だが、世界中に大打撃を与えた金融危機の影響を中国が最小限に食い止めたこと、高い経済成長率、一般民衆の生活レベルの改善、中国の国際的地位の上昇など を考慮すれば、中国国民がその政府のリーダーシップに信頼を置いている、という見方は可能だと記事は指摘。それに対して、中国紙・環球時報が独自に行った インタビュー調査によると、「エデルマン調査」は大多数の中国人の考えを反映していないという。大多数の中国人は腐敗が深刻な政府を信任できず、生活状態 に焦りを覚え、搾取されていると感じているという。(翻訳・編集/津野尾)


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国内総生産(GDP)で日本を抜き、世界第2位となった中国であるが、もはや「新興国」ではなく「先進国」と呼ぶべきとの声も上がっている。だからこそこの結果には信憑性があるのか、否か。

翻訳をする際には言語に堪能であることはもちろんだが、その国の政治や文化等の背景も非常に重要である。戸籍翻訳http://www.shomei-trans.com/契約書翻訳http://www.keiyakusyo-trans.com/等には法律の知識も必要とされてくる。細心の注意が必要である。

2011年1月17日月曜日

仏、「中国関与」に沈黙=関係悪化を回避か―ルノー情報漏えい

時事通信 1月15日(土)15時42分配信
【パリ時事】フランス自動車大手ルノーの電気自動車(EV)関連情報の漏えい問題は、同社が正式に刑事告訴したことで、司法当局の手に実態解明が委ねられた。仏メディアが中国企業の関与説を書きたてる中、ルノーや仏政府は情報流出先について沈黙したまま。決定的証拠がない段階で中国に言及し、関係が悪化する事態は避けたいとの思惑が見え隠れする。
 仏メディアは問題発覚後、中国企業が関与した可能性を早くから指摘。11日付のフィガロ紙は、関与が疑われたルノー幹部らに中国配電大手から巨額の「謝礼」が渡ったらしいと、企業名を挙げて伝えた。
 ルノーは流出先に関するコメントを拒否。仏政府も「現時点では、どの国に対しても公式な非難を行わない」(政府報道官)との立場だ。中国政府は関与説に「全く根拠がない」と反発している。

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火の無いところに煙は立たぬ、かな。

By お

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2011年1月13日木曜日

「泣くほどおいしいクロワッサン」に3400万円

【台北10日=東宏二通信員】台湾で、男性会社役員がインターネット上で見つけた
「泣くほどおいしいクロワッサン」のネット広告にだまされ、合計1200万台湾元
(約3400万円)を振り込んでしまう詐欺事件が発生した。台湾の民視新聞などが報じた。
男性は博士号を持つエリートだが、最初の振り込み後に詐欺グループからパン店、銀行、
金融庁にあたる金融管理委員会を装った人物から次々と電話があり、計7回も振り込んで
しまったという。

 事件は、IT企業やIT関連工場などが集積し、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる
新竹で発生した。博士号を持つエンジニアで会社役員の男性が、ネット上で「泣くほど
おいしいクロワッサン」の広告を見つけた。一般的なクロワッサンは1つ20~60元
(約50~170円)。「泣くほど~」は99元(約280円)と割高だが、香ばしく
焼き上がった写真を見た男性は食べてみたくなり、パン店指定の口座にATMから代金を
振り込んだという。

 ほどなく“パン店”を名乗る人物から電話で「口座番号の入力が間違っている」との
連絡があり、男性は求めに応じて再度振り込んだ。しかし、今度は「個人情報の入力が
間違っている」との電話で、再び振り込んだという。今度は“銀行支店長”から「振り込み
方法が間違っている」との電話があり、そのたびに振り込みに応じていたという。
最後の電話は“政府の金融管理委員会の代理人”を名乗る人物から。「あなたにマネー
ロンダリングの嫌疑が掛かる恐れがある。今の口座から預金を指定口座に移せば大丈夫だ」
などの“指導”があり、男性はあわてて送金。その後、詐欺と気づいたという。7回の
振り込みで被害額は合計1200万元(約3400万円)。台北都心に豪華なマンションが
購入できるほどの金額になっていた。男性は「とにかく犯人を捕まえてほしい」と話している。
結局クロワッサンを口にすることはなかった。

 台湾では日本より親族の結びつきが強いとされているからか、孫、子をかたる「オレオレ詐欺」
はほとんど発生していない。一方で、「未納の税金があり、今すぐ納付しないとあなたの
財産が差し押さえられる」などの手口の「税金未納」詐欺が多発している。振込先は、
路上生活者などから買い取った不法な名義借り口座で、被害者の手元に現金が戻るケースは少ない。

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中国じゃないけど、載せましょう。
よっぽどおいしそうなクロワッサンだったのでしょう。何か怪しげなものを買おうとしてこんな目に遭ったわけではないので、やたら気の毒に思えてしまう。
タイガーマスクじゃないけど、誰かこの可哀想な男性会社役員にクロワッサンを送ってあげてくれないかな・・・・・。

By お

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