2016年4月23日土曜日

中国の宅配便システムについて

3年ぶりの更新です。

インターネットやスマホの普及に伴い、ネットショッピングが盛んになっています。
中国のネットショッピングモールと言えば、「タオバオ」ですね。
登録ユーザー数は5億を超えているそうです。
ネットショッピングにつながる「宅配便」の事情はどうなっているのでしょう。
ここでは日本とちょっと違う中国の宅配便事情を紹介します。
中国は日本の宅配便システムとは真逆で「こちらが取りに」行きます。
日本では家で待っていれば団地の4階だろうと5階だろうと玄関先まで届けてくれますよね。
中国の場合、荷物が届いたら業者から連絡があり、こちらが出向いて取りに行かなくてはなりません。
はっきりした理由はわかりませんが、一つには特に旧市街など小さく複雑な路地が多く番地割りが曖昧で、
建物に番地表示もなく、しっかりした地図も整備されていないため、
住所確認・戸別配達が非常に困難だからではないかと思われます。
それと人口が多いこと。
必然的に荷物も多く、いちいち宅配していたのではとても対応しきれないのではないかと思います。
「自分が取りに行く」システムに衝撃を受ける方もいると思われますが、
昼間は仕事や用事で家にいることはほとんどなく、結局再配達をお願いすることの方がはるかに多いではないでしょうか。
そう考えると中国に倣い、「仕事帰りに最寄りの営業所に取りに来てもらう」。
こんな感じにすれば時間や費用などの無駄も省け、より効率的になるのではないか…
どちらが良いとも言えませんが、とりあえず日本と大きく違う中国の宅配システムのご紹介でした。
http://www.chinabusiness-headline.com/2015/07/44392/
日本と大きく違う中国の宅配便システム