2010年12月13日月曜日

なぜ人気? 中国人、日本の森林を相次いで買収

MONEYzine 12月12日(日)14時40分配信


外国人が日本の森林の買収を進めている。この数年、日本の森林の価格は下落を続けており、今が底値と判断した海外投資家が購入するケースが多い。また、水源として利用しようと考える海外企業もあるようだ。

 世界の水の需要状況では、先進国では健康や美容などへの関心の高まりから、良質な水へのニーズが旺盛になりつつある。一方で、発展途上国では人口増加や経済発展によって、生活用水が不足する事態が起きている。

 経済産業省が発表した2008年度の通商白書によると、安全な水の供給を欠いている人口は、世界で11億人とされ、安全な水が無いために、毎日4500人以上の児童が亡くなっているという。水不足は今後更に深刻化するとみられており、2025年には世界で55億人の人間が水不足に陥ると予想されている。

 日本の森林を買収する外国人の中でも、特に中国人の動きが目立っている。中国には長江や黄河などの大河があり、豊富な水を有する国のイメージがある。しかし、中国の年間平均降水量はおよそ660ミリで、1700ミリ近い日本の半分にも満たない。さらに、長江や黄河にはそれにつながる支流が少ないため、大地に水が行き渡りにくいといった欠点もある。そのため、慢性的に水不足の問題を抱えている。また、中国の国土は平地が多いため、河川の水の流れが遅く、汚れた水が滞留しやすい。河川の汚染が進む中国では、汚染が水不足に拍車をかけているといっていい。中国人が日本の森林の買収に動く背景には、こうした事情がある。

 日本は資源のない国だといわれているが、実は森林と水に恵まれた有数の資源国である。そのことに気付いた外国人は、今後も日本の森林の買収を続けるとみられている。

 これに対し林野庁は都道府県にヒアリングを開始し、情報収集に努めているという。しかし、それだけでは買収を止めることはできない。諸外国のように、外国人や外国法人の土地所有について地域を限定したり、事前許可制をとるなどの制限を設ける必要性がありそうだ。


(サイトウ イサム 、 加藤 秀行)

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そのうち、日本の湧き水という湧き水が中国に買い占められたりするのでは、と思うと恐ろしい話だ。

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2010年12月10日金曜日

中国に現れた巨大ガンダム  テーマパークでまたパクリ疑惑

J-CASTニュース 12月10日(金)18時22分配信

中国・四川省のテーマパークで、ガンダムを建造中――。こんな話題がネット上を巡っている。写真を見ると相当巨大な立像で、数人が足場を組んで作業が継続している様子だ。

 数年前、別の中国の遊園地でも、人気キャラクターを盗用したのではないかと指摘されたことがあった。今回も事実だとすれば、関係者にとって見逃せない事態になる。

■姿かたちそっくりだが、なぜか全身オレンジ色

 「ガンダムっぽい物体」は2010年12月8日、中国滞在経験のあるというブロガーの「百元籠羊」さんのブログで紹介された。百元さん自身も別の人物から情報を入手したようだが、掲載された写真を見ると、公園のような場所にそそり立つガンダムと思しき立像が、右下からのアングルで写されている。像の周りには足場が設けられており、数人が作業をしているが、竹のようなものを組んだだけにも見える不安定さだ。像も、姿かたちはガンダムなのだが、なぜか全身オレンジ色に塗られており、「本物」とは似ても似つかない。

 中国の検索エンジン「百度」には、正面から撮影した写真も併せて掲載されていた。ガンダムの右手親指を動かしている作業者の姿。像の前には、立看板らしきものもある。何かのイベント用につくられたものかもしれない。

 ガンダムの立像といえば2009年、東京・お台場の公園に登場した高さ18メートルのものが記憶に新しい。イベントの一環でつくられ、大勢の人が見物に訪れた。2010年には、ガンダムシリーズに登場するキャラクターのプラモデル「ガンプラ」の30周年記念として、静岡にも立像がお目見えした。

 「中国ガンダム」は、今のところ写真でしか判断できず、どのような素材が用いられているかも不明だ。日本国内のネット掲示板やツイッターでは、「色もすごいが…足場危険すぎるだろ」「全然色が違うから別物だ!と主張するんだろうな」と、笑ったり呆れたりする書き込みが続出した。また中国側でも、ユーザーの反応は「恥ずかしくて汗だらけ」「粗末なものだ」といった批判的な内容が多かった。

■ウェブサイトに「15メートルの巨大ロボット」

 写真には、場所を示す文字が写っていた。そこから判断すると、ガンダム像のある場所は四川省成都市のテーマパーク「国色天郷楽園」と思われる。パンダのイメージキャラクターを使い、園内には中国をはじめ日本や米国、フランスなど8か国のパビリオンが並ぶ。そこでは各国の町並みなどを再現しており、日本パビリオンには、着物を着た女性やちょんまげ姿の男性の人形が見られ、「温泉」に模した施設まで備えているようだ。

 国色天郷楽園の公式ウェブサイトを見ると、クリスマスから新年にかけて行われると見られるイベントの宣伝用ページに、ガンダムの姿があった。「15メートルの巨大ロボット」の記述とともに、イラストで紹介されているが、「オレンジガンダム」の写真はなかった。

 中国で人気キャラクターを無断で使用したケースは、かつて問題視された。北京にある石景山遊楽園では、ドラえもんやハローキティ、さらにはミッキーマウスや白雪姫などにそっくりのキャラクターが園内を闊歩、日本でも広く報道された。園側は「パクリ疑惑」を強く否定し、「参考にした程度」「結果的に似ただけ」と強弁。現在も同園は営業を続けているが、非難を受けたキャラクターは今ではすっかり消え去った模様だ。

 四川省のガンダムも、仮に何の許可もなくつくられているとすれば、色が全然違うとはいえ「真似した」と批判されても仕方がないだろう。「ガンプラ」を製造するバンダイに問い合わせると、「本件は調査中です」との返事。またガンダムの版権を管理する創通に取材を申し込んだところ、「現在情報収集中」としたうえで、「関係各社・機関と連携し、『機動戦士ガンダム』というキャラクター及びその知的財産権を守る方針であることに変わりございません」(同社ライツ部)との回答を寄せた。
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パクリでも、あんまりレベルの低いものを作られると情けなくなるよね。

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2010年12月4日土曜日

.中国で半世紀診療、山崎宏氏死去=元兵士の102歳、献体

時事通信 12月3日(金)12時6分配信
【北京時事】中国山東省済南市で50年以上にわたって診療を続けていた医師の山崎宏(やまざき・ひろし)氏が1日、老衰のため同市で死去した。102歳。岡山県出身。故人の遺志で、遺体は中国の医学研究に提供された。
 1937年、日中戦争で軍馬の獣医師として上海や天津などに従軍。日本軍の残虐行為に耐え切れずに軍属を辞め、中国各地を転々。44年に現地召集され、終戦で応召解除になっても「中国で罪を償おう」と決めて帰国せず、中国人と結婚して、52年に医師となった。
 済南市に診療所を開き、地域医療に貢献。娘夫婦とひ孫と一緒に暮らしながら診察を続け、お年寄りや子供たちから「山先生」と呼ばれて慕われていた。

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世の中には、こんな方もいらっしゃったのですね。
最後まで世のため人のためを思って働き、102歳の大往生とは。
謹んでご冥福をお祈り致します。

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