時事通信 12月3日(金)12時6分配信
【北京時事】中国山東省済南市で50年以上にわたって診療を続けていた医師の山崎宏(やまざき・ひろし)氏が1日、老衰のため同市で死去した。102歳。岡山県出身。故人の遺志で、遺体は中国の医学研究に提供された。
1937年、日中戦争で軍馬の獣医師として上海や天津などに従軍。日本軍の残虐行為に耐え切れずに軍属を辞め、中国各地を転々。44年に現地召集され、終戦で応召解除になっても「中国で罪を償おう」と決めて帰国せず、中国人と結婚して、52年に医師となった。
済南市に診療所を開き、地域医療に貢献。娘夫婦とひ孫と一緒に暮らしながら診察を続け、お年寄りや子供たちから「山先生」と呼ばれて慕われていた。
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世の中には、こんな方もいらっしゃったのですね。
最後まで世のため人のためを思って働き、102歳の大往生とは。
謹んでご冥福をお祈り致します。
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by お
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