2011年7月2日土曜日

「三越」中国に初出店…成都に14年

読売新聞 7月2日(土)19時24分配信
 三越伊勢丹ホールディングス(HD)が出資する台湾の合弁会社「新光三越百貨」が、中国最大級の百貨店を2014年に四川省・成都に出店することが2日、明らかになった。

 「三越」の名が付く百貨店が中国に出店するのは初めてとなる。

 成都の新店舗は、店舗面積が約22万平方メートルと、中国国内でも最大級となる。同年には江蘇省・蘇州にも出店する計画だ。

 三越伊勢丹HDは、新光三越とは別に、「伊勢丹」の中国展開も進めており、来春には中国5店目の伊勢丹を天津に出店する予定だ。2つのブランド展開で、中国市場での売り上げ増を図る狙いだ。

 新光三越百貨は、三越伊勢丹HDが43・5%出資しており、台湾で百貨店「新光三越」を展開している。
 
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この記事をみて三越の海外展開はどうなっているのだろうかとHPを見てみた。
するとロンドン、ローマ、オーランドとあり、パリ店閉館となっていた。
正直とても意外であった。
ダイエーや西友、MUJI、ユニクロ等多くの企業が海外展開していると思う。
百貨店の海外進出は、世界的にネームバリューがないと難しいのであろうか。
三越の海外店では例えば日本製品や日本のサービス等が英語翻訳イタリア語翻訳フランス語翻訳されているだけで、文化交流だと思う。
芸術作品や物産展等が国際交流イベントとなる。
また、海外旅行や海外に居住する日本人にとっても便利な場所である。
海外の地で日本語の館内ナレーションを聞くだけでほっとできそうだ。
例えば海外レンタル携帯をそこで契約できても便利かもしれない。
 中国展開の際は中国語ホームページ制作やパンフレットの中国語DTP翻訳等で十分なPRをすることが重要であろう。
伊勢丹はすでに中国内に4店舗あるようなので非常に参考になる。
その他にもバンコク、クアラルンプール、シンガポールにも伊勢丹がある。
各国にあった店舗展開があるだろうからタイ語翻訳格安マレー語翻訳等でどのようなサービスかを調査すれば、他企業のアジア戦略のヒントが見えてくるだろう。
 
By MT

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