2011年7月19日火曜日

中国とインドの消費者、欧米よりもブランド信仰の傾向

サーチナ 7月19日(火)21時40分配信
 アジアの消費者のブランドに対する関心と消費力はここ10年、大幅に高まっている。統計によると、中国とインドでは、欧米よりブランドが重視されるようになっただけでなく、ブランド浸透度も高くなっている。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

米調査会社のハリスインタラクティブがこのほど発表した調査報告によると、衣料品やアクセサリーを購入する際にブランドを重視すると回答した成人は中国で72%、インドで74%に達したことがわかった。一方、米国でブランドを重視する成人は26%、イギリスは24%で、ファッション都市のイタリアでもわずか28%にとどまった。

化粧品、香水、時計の購入時にブランドを重視する傾向が強い

欧州では、化粧品と香水を購入する際にブランドを重視する傾向が目立つ。フランスでは61%が「化粧品と香水においてブランドは極めて重要」と回答。イギリスは46%、イタリアは61%、スペインは48%、ドイツは41%の回答者が同じ考えだ。

中国とインドで、「時計のブランドは重要」と回答した人はそれぞれ83%と87%だった。また、中国では79%がアクセサリーのブランドを重視する一方で、フランスは22%、米国は20%、ドイツは19%と低い。

専門家は、中国やインドのような市場でブランドへの関心をつちかうことは極めて重要だと話す。結婚式で着るフォーマルスーツや腕時計などの社会的地位を示す商品においては特にそうだ。このような市場で消費者の購買力が高まるにつれて、各ブランドはそれに合わせた対応をし、現地の消費者の特殊な文化的価値や信仰に合わせることが重要になっている。(編集担当:米原裕子)

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衣料品やアクセサリーを購入する際のブランドが中国、インドで重要なようだ。
中国、インド共に現在急激な経済成長を遂げているため、消費者の購買力が高まり、衣料品やアクセサリー等で社会的地位を示そうとする。
欧米のブランドの紹介を中国語翻訳ヒンディー語翻訳すればそれなりに需要がありそうだ。
逆にブランド信仰が薄い結果となった欧米には、ブランドよりも質実剛健な商品が好まれるのではないか。
例えばスウェーデンのH&Mや日本のユニクロなど。
しかしならが、化粧品や香水はブランド重視とフランス、イタリア、スペイン等の回答があった。
欧米諸国のモノに対する考え方をフランス語翻訳イタリア語翻訳スペイン語翻訳すれば、本来の私達が大切にするモノの基準を考え直すきっかけになるのではないか。

By MT

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