毎日新聞 6月7日(火)20時18分配信
【台北・大谷麻由美】台湾各紙は7日、近代中国の革命家・孫文(1866~1925年)が「ハワイ・マウイ島生まれ」として米国籍を取得していたことが、米政府の歴史資料から明らかになったと報じた。孫文は中国広東省香山県翠亨村(現中山市)の出身だが、清朝打倒を図っていたことから海外でも逮捕される危険があり、安全のため米国籍を取得したとみられる。孫文は1904年に米国籍を取得したが、資料では「1870年11月24日ハワイ・マウイ島生まれ」となっている。実際の誕生日は1866年11月12日で、1894年11月24日にハワイ・ホノルルで清朝打倒のための興中会を設立している。
孫文は米国で移民局に数日間、拘束されたことがある。友人から米国で中国革命の準備をするなら米国籍を取得した方が良いと勧められ、受け入れたとみられる。国民党党史館の邵銘煌主任は台湾メディアに「革命のために取った非常手段」という見方を示した。
また別の資料では、孫文がハワイ・ホノルルにあるオバマ米大統領の母校、プナホウ学園で学んだことも分かった。
これらの資料は、米国の対台湾窓口機関である米国在台湾協会(AIT)と台北の国父記念館が7月に同記念館で共催する展覧会「孫文と米国」で展示される。
*************
「中国革命の父」と呼ばれる孫文はアメリカ人だった?!
孫文はハワイにいた兄を頼り、ホノルル市のプナホウ・スクールに学んだという。
ハワイで学ぶにあたり、英語通訳、英語翻訳が必要であっただろう。
ハワイに住んでいた兄が中国語通訳者となり、孫文に英語を教えたのだろうか。
プナホウ・スクールは記事にもある通り、オバマ大統領の母校であり、文武両道を掲げ、大学進学率100%、オリンピック施設並みのスポーツ施設を持つ学校である。
孫文のハワイでの暮らしぶりも中国語翻訳されると新しい発見があるかもしれない。
By MT
0 件のコメント:
コメントを投稿