2011年2月1日火曜日

「この空港内にカニゆでられる場所ある?」奇妙なお願いの切実な事情―広東省広州市

Record China 1月31日(月)22時9分配信

28日、広東省広州市の白雲国際空港で1人の男が血相を変えて走り回っていた。手に持つのは2つの白い発泡スチロールの箱。空港スタッフを見つけるや駆け寄り、こう聞いた。「空港内でカニをゆでられるところはどこにある?」、と。写真は上海カニ。
2011年1月28日、広東省広州市の白雲国際空港で1人の男が血相を変えて走り回っていた。手に持つのは2つの白い発泡スチロールの箱。空港スタッフを見つけるや駆け寄り、こう聞いた。「空港内でカニをゆでられるところはどこにある?」、と。30日、広州日報が伝えた。

事情を聞いてみると、次のような答えが買ってきた。「俺はな、5年も故郷に戻ってないんだ。今年、ようやく家に帰れるんだ。ようやく妻と子どもに会えるん だ。それでな、人に頼み込んでどうにかこのカニを用意したんだが、安全検査の姉ちゃんの話だと、生き物は持ち込んじゃいけないらしいじゃないか。もったい なくて捨てられねぇ。今、ゆでる場所を探しているんだよ。どこかにないか?」

不思議すぎる状況だが、男の事情はなるほど確かに切実だ。そこで一計を案じたスタッフ。出発ロビー3階にある熱水機を使ってみてはと提案した。それを聞い て男は大喜び。スタッフとともに3階まで駆け上がり、熱湯を発泡スチロールの中に注いだ。ほかほかにゆであがったカニを持った男は、何度も何度もスタッフ に感謝の言葉を述べた後、搭乗口へと向かっていった。(翻訳・編集/KT)


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なんともほほえましい話ではないか。
家族への土産をなんとか持ち帰りたい男とそれを助けたスタッフ。
中国のみならず、アジアの各地でも旧正月を前に様々なこぼれ話があるかもしれない。
格安タイ語翻訳格安ベトナム語翻訳格安タガログ語翻訳格安カンボジア語翻訳があれば世の中の殺伐としたニュースばかりを聞かなくて済むだろうか。。。

ByMT

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