2011年2月17日木曜日

中国のフィギュアスケート選手9人に年齢詐称疑惑、中国側が釈明

サーチナ 2月16日(水)9時28分配信
AP通信などは15日、中国のフィギュアスケート選手9人の年齢詐称疑惑を報じた。トリノ五輪ペア銀メダリストの張丹・張昊や、昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルでペア銅メダルを獲得したホープの隋文静ら著名選手が含まれる。これに対し中国スケート協会は同日新華社通信を通じ、「張丹、張昊選手は国際大会に出場したときの年齢が本当で、中国スケート協会のサイトで公表していた情報に誤りがあった」とする声明を発表した。

 ISUでは五輪とシニアの世界選手権に出場できるのは大会前年の7月1日時点で満15歳以上、その他のシニア大会は14歳以上と規定している。またジュニア大会の年齢制限は13歳から19歳(男女シングル、ペアの女子)または21歳(ペアの男子)まで。

 中国スケート協会とISUの公式サイト上では選手の生年月日が食い違っており、中国スケート協会のサイトで発表されている年齢に従えば、1987年10月4日生まれの張丹は2002年のソルトレーク冬季五輪に、1982年2月6日生まれの張昊は優勝した2003年の世界ジュニア選手権に、1997年5月生まれの隋文静は昨年のGPファイナルに、それぞれ出場資格がなかったことになる。

 中国スケート協会は、「国内試合で登録した選手の年齢と国際大会に出場したときの年齢が合わないというメディアの報道に対し調査をしたところ、張丹、張昊選手は国際大会に出場したときのほうが本当の年齢だ。(食い違いは)地方の大会主催者から送られてきた資料や報告および当協会のチェック作業にミスがあったため」と説明した。同協会は事態を重視し、さらに詳しく調査を進めているという。

 このほか年齢制限外で国際大会に出場した疑いがあるとして、隋文静とペアを組んだ韓聡(韓聰)(中国スケート協会のサイトでは同1989年3月生まれ)、女子シングルの耿氷娃、許斌妹、男女ペアの金揚と于小雨、ペア男子の高[王禹]の名前が挙がっており、ISUと国際オリンピック委員会(IOC)が問題に注目している。(編集担当:阪本佳代)
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言い訳をすれば、数え年だの書類の記載の間違いだの、いくらでもこじつけられそうですね。

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by お

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