2011年2月18日金曜日

パンダ2頭、春休み公開へ 東京・上野に3年ぶり、期待熱く

2011年2月16日(水)18:00 毎日新聞

 東京都台東区の上野動物園に、今月中にもつがいのパンダがやってくる。1カ月程度の準備期間を経て、春休みには公開の予定。3年ぶりのパンダ登場に地元の期待は膨らんでいる。【田村彰子】
 やってくるのはともに5歳のオス・比力(ビーリー)と、メス・仙女(シィエンニュ)。仙女は「美人」と評判だ。日本での名前の公募には約4万の応募があり、公開とともに発表される。
 昨年9月と12月、都と中国野生動物保護協会の協定に基づき中国から来日した専門家チームが、上野動物園のパンダ舎(88年完成、延べ床面積366・2平方メートル)をチェックした。「今度のパンダは木登りが上手」との中国側からの情報。落ちてけがをしないよう、園は高い木に電流が流れる柵をつけた。「出入りが不便だと入らなくなる」というプールは、全体的に底上げするなど使いやすいようにした。入園者に便利なように、パンダ舎の入り口も園の正門近くに新設した。
 上野動物園に初めてパンダがやってきたのは1972年。日中国交正常化を記念するカンカンとランランだ。それまで400万~500万人台だった来園者は、73年度に約737万人と急増、上野は熱狂した。地元町会や商店街、企業、区でつくる「うえのパンダ歓迎実行委員会」の二木忠男会長(57)は「上野の人たちには、あの時の盛り上がりが忘れられない」と話す。
 「パンダの人気は間違いなくダントツ」と田畑直樹・副園長。赤ちゃんだったトントンを公開した86年度も、前年度より100万人以上増加。逆に、リンリンが死んでパンダがいなくなった08年度は300万人を割り込んだ。
 だがパンダ人気も万能ではない。93年度以降の来場者は、パンダがいたにもかかわらず年間300万人台と低迷。田畑副園長は「少子高齢化の影響は大きい。レジャーも多様化している」と話す。
 「お台場や汐留のように真新しいファッションビルやアミューズメントパークを持ってくれば、パンダがいなくても人は来る。でも……」と二木会長。古くからの商業地である上野の再開発は容易でない。「上野の復活は上野動物園と切り離せない」
 「贈与」だったこれまでと違い、今回は都が中国野生動物保護協会に年間95万ドル(約8000万円)を支払う「貸与」。中国側とはさまざまな契約も交わした。子どもが生まれても、2歳になれば中国に返す。同様に貸与を受けている神戸市の王子動物園は、昨年9月にオス1頭を死なせてしまい協会に補償金50万ドルを支払った。人工授精のための麻酔から覚める際、肺を詰まらせた事故だった。都との契約にも補償金の規定がある。
 それでも、地元の期待は熱い。税務署まで参加する「うえのパンダ歓迎実行委員会」は、統一のキャラクターをあしらったペナントを街中に掲げる。ジャイアントパンダの情報サイトも開設する。パンダ歓迎大使も任命する。
 二木会長は「経済波及効果も含めれば、必ずおつりが来る。上野が脚光を浴びる千載一遇のチャンス」と意気込んでいる。

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ものすごい高いパンダだか、やはり映像を見るとかわいい。
上野に来たらぜひ子供達を連れていきたいと思ってしまう。
この好機を生かしてぜひ上野が一躍観光スポットに踊り出れば一助になるのかも。
上野動物園オリジナルグッズは結構かわいい。
意外にスタイなどベビー用品もあり私は密かに利用している。
外国人観光客への集客効果もあるのではないか。
例えば韓国にパンダはいるのかしら?
上野の街歩きガイドを韓国語DTP翻訳すればパンダ来日に合わせてアピールできる。
パンダのいる上野!と韓国語ホームページ制作をしても良い。
もちろん、園内での韓国語 ナレーターがあるとなお良い。
ん、園内で英語 ナレーターすら聞いたことがないような。
外国語での案内はあっても園内放送は対応してないのだろうか。
中国語 ナレーターもあれば、中国人観光客の受けは良いだろうに。
観光立国を目指す日本。どこまでサービスできるだろうか。

By MT

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