Record China 10月31日(月)8時11分配信
2011年10月28日、法制晩報は記事「中国人、イケアでの『奇観』=海外メディアの話題に」を掲載した。
スウェーデン家具販売大手・イケア。中国にも進出しているが、その「奇観」が話題となっている。食堂の無料コーヒーに群がる人だかり。そればかりかイケアでお見合いをしている人までいるのだとか。ショールームに行けば、自宅のようにベッドで熟睡している人までいる。
この中国イケアの「奇観」を米紙ウォール・ストリート・ジャーナル、ロサンゼルス・タイムズ、シンガポール華字紙・聯合早報など海外メディアが伝えてい る。なるほど、他国では考えられない面白すぎる絵面に違いない。海外メディアの注目によって、中国人の「恥」が世界に広まってしまった。(翻訳・編集 /KT)
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確かに、シンガポールのイケアでもお父さんがソファーに座って休んでいたり、子供部屋サンプルでは小さい子がベッドにもぐりこんでみたり、遊具で遊んでみたり、ある程度遊び場化している感覚があったが、それらが認められていたのはイケア側に商品に親しんでもらいたい、使い勝手を楽しんでもらいたい、という意図があってのことで、お客さん側にも最低限のマナーがあることが前提だからこそできることなのだろう。
それでも、ローカル客を見て「ちょっとやり過ぎでは?」と思うこともあったが、中国のイケアの様子からすれば全く問題にすらならない状況であったことが分かった。
同じチャイニーズ圏でも、やはり中国本土とは全く違うのだ。
ついでにシンガポールのイケアはカフェテリアのメニュー自体にも非常に人気があり、家具やインテリア小物の買い物をして帰り際に食事、というコースを楽しむ買い物客でカフェテリアはいつも混雑していた。ただでさえ混雑しているのだから、無料コーヒーを飲みながら婚活のためにたむろして長いこと席を占領している団体なんかがいたら、せっかちで合理的なシンガポール人のこと、早速店側にコンプレインを入れるだろう。
中国イケアではいじられ過ぎて壊れたり汚れたりして売り物にならなくなってしまった商品の量や、無料で提供するコーヒーの量は相当なものであることが推測されるが、そのような代償を払っても余りあるほどの大きな売り上げがあるのだろう。
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