2011年10月19日水曜日

「宋代に帰りたい」タイムスリップ美女のトンデモ路上商売―河南省開封市

Record China 10月19日(水)6時54分配信

2011年10月17日、中国・河南省開封市で、自称「古代からタイムスリップしてきた美女」が、とてつもない価格で花を売っている。チャイナフォトプレスの報道。

かつて北宋の都だった開封。市内には当時の風景を再現したテーマパーク・清明上河園という観光スポットがあるが、この園内に「宋代から誤ってタイムスリップしてきてしまった」という美女が入園者を対象に菊の鉢植えを売っている。その価格はなんと、1万元(約12万円)だ。

宋代の衣装に身を包み、薄化粧をした顔はどこか物憂げ。クラシックでしとやかな美貌と物腰。時に漢詩を口ずさんだり、優雅な舞を披露したり。彼女の周囲に は黒山の人だかりができている。そのわきには立て看板が立ててあり、彼女が宋代からタイムスリップしてきて非常に困り果てていること、琴や書画など芸事に 秀でているがそれでは生活していけず、その日暮らし同様の生活をしていること、しかたなく菊の花を売って生計を立てていることなどが綴られている。「もし ご縁のある方がいらっしゃれば、慈悲の心を。来世に恩返しをしたいと思います」と申し出ている。

「菊の鉢植えで1万元は高すぎるのでは?」という突っ込みに美女は、「この菊は宋代から今まで枯れることなく咲いているのです」と説明。あくまで古代美女の設定を覆さなかった。(翻訳・編集/愛玉)

*******

街中でやっていたらちょっと危ない人かもしれないけど、よくよく読んだら、テーマパークの中なのだ。
時代の古さから言うと全然違うが、さしずめ日光江戸村みたいなものだろうか。しかしもし江戸村の中で12万円の菊を売ったところで誰か買うだろうか?

それにしてもタイムスリップしてきているという設定で、「この菊は宋代から枯れていない。」というのだが、菊も一緒にタイムスリップしてきたというのなら、宋代から枯れていないことにはならないのではないか?百歩譲って自分だけタイムスリップしてきたとして、昔と同じ場所にある菊が咲いていたからと言って、時代を経る間同じ菊がずっと咲いていたことを見届けたわけでは無いのではないか?などと考えてしまう。

まぁファンタジーだから、突っ込みを入れるのはやめておこう。

中国語翻訳
ポルトガル語翻訳
インドネシア語翻訳

By お

0 件のコメント:

コメントを投稿