2011年11月30日水曜日

優秀な人材の確保は中国起業の最重要課題

会社を設立し、事業が軌道に乗り始めると問題となってくるのが人材の問題です。社長が1人でできることは限られています。会社の成長には、優秀な人材の確保が欠かせません。
 これは日本で起業した場合でも同じだと思いますが、優秀な人材が採用できるかどうかは、中国起業の成否を問う最重要課題なのです。
 中国には、数多くの人材紹介会社があります。人材を探すには、こうした会社に紹介してもらうのが近道です。
 日本語を話せる人材が必要な場合には、外国企業服務公司や日系の人材紹介会社にお願いすると、多くの登録者のなかから選ぶことができます。日系の人材紹介会社の連絡先は、各地の日本語雑誌に掲載されています。紹介料は一般的に、採用を決めた人材の初任給の2~3カ月分です。
 ただ問題は、多くの人材紹介会社が、集まった大量の履歴書を何の審査もなくそのまま送ってきて、「そのなかから面接したい人を選べ」という方式であることです。
 なかには、履歴書に「日本語堪能」と書いてあるにも関わらず、日本語で面接することができないほど日本語がヘタだったり、当社の事業や仕事の内容をまったく知らずに面接を受けに来る人もいたりします。予め担当者が面接をして、こちらの欲しい人材を選び、その人材に当社の仕事の内容を説明した上で紹介してくれるような人材紹介会社を探す必要があるかと思います。
 By SY

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