Record China 8月5日(金)20時51分配信
2011年8月3日、高さ492メートルを誇る上海ワールドフィナンシャルセンター(上海ヒルズ)など、中国で次々に超高層ビルが建設され、3年以内に高さ150メートルを超えるビルが200棟建てられる予定となっているが、耐久性など安全面に深刻な問題を抱えていると、シンガポールの「チャンネル・ニュースアジア」が指摘した。重慶晨報が伝えた。
超高層ビルの多くはガラスカーテンウォールが使われている。コンクリート製のものと比べてより安く、便利だとされ、上海ではおよそ4000~5000棟のビルで使用されているが、そのうち15年以上前に建設された900棟は安全面で深刻な問題を潜在的に抱えているという。
確認されているだけでも過去2カ月の間に、ガラスカーテンウォールの破損事故が少なくとも5件発生しており、そのうちの1件は46階のガラスが外れ、走行していた50台以上の自動車を破損させている。
専門家はガラスカーテンウォールの定期的な検査・補修の必要性を説いているが、それに掛かる経費も安くなく、高さ200メートルを超えるような超高層ビルでは莫大(ばくだい)な費用が必要となる。上海市政府も耐用年数を8年以上超えたガラスカーテンウォールについて毎年検査を行うように指導しているが強制力がないため、実際に検査を行うケースは少ないという。(翻訳・編集/岡田)
*********
超高層ビルの多くはガラスカーテンウォールが使われている。コンクリート製のものと比べてより安く、便利だとされ、上海ではおよそ4000~5000棟のビルで使用されているが、そのうち15年以上前に建設された900棟は安全面で深刻な問題を潜在的に抱えているという。
確認されているだけでも過去2カ月の間に、ガラスカーテンウォールの破損事故が少なくとも5件発生しており、そのうちの1件は46階のガラスが外れ、走行していた50台以上の自動車を破損させている。
専門家はガラスカーテンウォールの定期的な検査・補修の必要性を説いているが、それに掛かる経費も安くなく、高さ200メートルを超えるような超高層ビルでは莫大(ばくだい)な費用が必要となる。上海市政府も耐用年数を8年以上超えたガラスカーテンウォールについて毎年検査を行うように指導しているが強制力がないため、実際に検査を行うケースは少ないという。(翻訳・編集/岡田)
*********
中国の目覚ましい経済発展に伴い、大都市の高層ビルも多く建築されている。
しかしながら、安全面に深刻な問題があるとなるといくら多く建築されても困ってしまう。
ちなみに、下記は2010年の90メートル以上の高層ビルの数ランキングである。
1位 3051本 香港
2位 863本 ニューヨーク
3位 615本 東京
4位 582本 上海
5位 445本 バンコク
6位 347本 広州
7位 340本 重慶
8位 330本 シカゴ
9位 328本 ドバイ
10位 323本 シンガポール
10位以内に中国の都市が4つも入っている。
2位 863本 ニューヨーク
3位 615本 東京
4位 582本 上海
5位 445本 バンコク
6位 347本 広州
7位 340本 重慶
8位 330本 シカゴ
9位 328本 ドバイ
10位 323本 シンガポール
10位以内に中国の都市が4つも入っている。
また、NY、シカゴやドバイはランクインしても不思議はないが、5位のバンコクが意外であった。
By MT
0 件のコメント:
コメントを投稿