2011年12月26日月曜日

500万円もかけた豪華公衆トイレの備品、相次ぐ窃盗で空っぽに―江蘇省南京市

Record China 12月26日(月)12時59分配信

2011年12月24日、江蘇省南京市内の夫子廟付近に40万元(約500万円)を投じて設置された公衆トイレの設備が次々に盗難に遭い、結局豪華な設備を撤去せざるを得なくなったという。揚子晩報が伝えた。

国家5A級の景観区に見合うトイレにしようと、一般的な公衆トイレを改築し、100平方メートルの敷地を使い、南京市初の四つ星トイレとして09年2月か ら無料で開放されていた。トイレ内は清潔なばかりでなく、レトロな風格のある調度品が飾られ、高級青花染付の洗面台に感応式のハンドドライヤーなどのみな らず、エアコンや液晶テレビ、休憩用の高級椅子まで設置されており、中国語、英語、日本語、韓国語の表示付きで高級ホテルさながらの内装だった。

ところが現在は調度品のみならず、ガラス窓までも見当たらない状態。管轄の環境衛生所の責任者に問い合わせると、ガラス窓は先日盗まれ、設備は半月前に撤 去したとのこと。夜間は無人となり、トイレという性質上監視カメラを取り付けることもできず、備品を盗まれる事態が頻発。現在設備を撤去する以外に盗難を 防ぐ有効な手段がないため、やむを得ず全て撤去したのだという。

これに対し、多額を投じて建てたのだから、完成後も24時間体制での監視など相応な費用をかけて然るべきで、夜間が無人になるのなら盗難に遭うのも不思議ではないと一部の市民からは不満の声も挙がっている。(翻訳・編集/中原)


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最初から、500万円もかけたのがそもそも間違いだったかもしれない。
中国のトイレは、汚くてドアもまともに閉まらなかったような記憶があるから、どう考えても不釣り合いだ。
それにしても、いくら便器ではないとはいえ、トイレに置いてあった調度品を盗む感覚がよくわからない。
モラルや品性はもちろんのことなのだが、他所の人がたくさん入ったトイレに置いてあった物を自分の家で家具として使うことを汚いと思わないのか?


By お

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