中国からの投資に関して、スペインのIEビジネススクールでラテンアメリカ経済の教鞭をとるゴンザロ・ガルランド教授は、「過去、非常に長い期間にわたって中国はラテンアメリカ経済の救世主だった」と指摘。ガルランド教授によると、中国のラテンアメリカ各国に対する積極的な投資は、天然資源の確保という目的のほか、新たな製品輸出市場の開拓という意味もある。
ブラジルにおける資金ニーズの急増が顕著だ。同国は、交通、電力、通信網などのインフラ整備を進めており、今後5年間に毎年807億ドルの投資額が見込まれるとの統計もある。さらに、2014年にサッカーワールドカップ(W杯)、16年にオリンピックの開催が決定しており、投資予定額はそれぞれ520億6000万ドルと62億4000万ドルとみられている。
こうした背景のなか、中国の対ブラジル投資額が急増している。2010年には前年比146倍以上の約120億ドルに達したと推計される。同国では現在、高速鉄道プロジェクトが計画されており、中国、日本、フランスなどが入札を表明しているという。(翻訳・編集/HA)
2011-02-15 16:28:27 配信
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ブラジルが国内のインフラ整備にサッカーワールドカップ、オリンピックの開催と、投資先として魅力的なのはよくわかる。
しかしながら、中国の対ブラジルへの投資額が前年比146倍以上とはすごい数字だ。
天然資源確保以外に新たな製品輸出市場の開拓とあるが、輸出にあたっては両国で契約書翻訳、法律翻訳が重要である。
その際にポルトガル語翻訳、格安中国語翻訳の需要も多いのではないだろうか。
そこにビジネスチャンスがあるかもしれない。
By MT
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