人材は企業にとってこの上ない財産。苦労して採用し、時間をかけて育成した人材をライバル企業に奪われないためにできることは次の3つだという。
1.従業員の職名に柔軟性を持たせる。
これまで過度に高い職名を与えることは有効とされなかったが、近年は一部の企業でこれに反する対応で従業員の積極性を刺激するとともに、人材の確保にも成功しており、中国でも同様の事例がある。
2.従業員の長期的な将来設計を後押しする。
一般的にサラリーマンにとって大学卒業~結婚~住宅購入が理想となっている。若いサラリーマンにとってはそこに自動車購入も加わる。こうした将来設計を達成させるためのシステムを用意することも人材確保に大きく寄与する。
3.中国人を経営陣に加える。
多くの外資系企業が本社から派遣された外国人を経営責任者にしているが、企業の現地化を進め、中国人従業員の愛社意識や積極性を向上させるためには、現地で生まれ育った中国人を経営陣に加えることが有利に働く。
[李]
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