2011年10月26日水曜日

中国の天才少年、わがままぶりに賛否=「家買うよう親を脅した」―マレーシア紙

Record China 10月26日(水)9時12分配信

2011年10月24日、マレーシアの英字紙スターは、中国の天才少年・張[火斤]煬(ジャン・シンヤン)君の横顔を伝えた。10歳で頭の良さが周囲の目 を引き、過去最年少の13歳で大学に合格し、16歳で修士号を取得した張君。並外れた頭脳が注目を集める一方、両親に対する行き過ぎたわがままぶりが、賛否両論を呼んでいる。中国・環球網が伝えた。

今年9月、北京航空航天大学の博士課程に進学した張君。出演したテレビ番組でうっかりもらした一言が、論争の引き金になった。「『北京に家を買ってくれな いなら勉強をやめてやる』って、何度も両親を脅したことがあるよ」。インターネット上ではすぐに批判が噴出した。「なんて自分勝手な子供だ!」「いったい どんな教育を受けてきたんだ?」「親に頼らず自分で何とかしろ」。一方で、頭脳は優れていても精神的には同年代の子供と何ら変わらないのは当然とする意見 も出た。

張君は遼寧省の中流家庭に生まれた。父の張会祥(ジャン・フイシアン)さんは公務員。息子の頭の良さに早くから気付き、傍でいつも励まし続けた。父子の話 題はイラク戦争から都市問題まで多岐にわたり、時には息子が父を言い負かすことも。次々に飛び級し、最年少で大学に進学することをまるでゲームのように楽 しんできた。一度は学業への興味がコンピューターゲームに向いたことがあった。それがきっかけで父子の対立は大喧嘩に発展。腹を立てた父は張君の学生寮を 飛び出し、家まで50キロの道のりを歩いて帰ったこともあったという。張君は言う。「父さんは僕を懲らしめようとしたけれど、自分を懲らしめることになっ たのさ」。

しかし、心の中は楽しいことばかりではなく、知られざる苦悩もあったようだ。両親からの過大なプレッシャーに自分自身を追い詰め、「時には自殺も考えた」 という張君。一方で父の張さんは、「自分の人生を変えるすべはない。ただ子供をしっかり育て、子供のために道を開くしかない」と語る。息子から家を買うよ う迫られた時は、学外にアパートを借り、学業を放棄しないようになんとか説得したという。張君は「僕は両親のかなえられなかった夢を代わりに実現しようと している」と語り、両親が彼のためにどんな努力も惜しまないことは当然と思わせるニュアンスを滲ませた。(翻訳・編集/AA)

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親を脅したことを、そんなに偉そうに話すとは。
その頭を有効に活用するためには、まずは常識や道徳の観念も必要だろう。

それにしても、本当にしようとするかは別として、自殺を一度たりとも考えたことのない人なんて、この世の中にいるとしてもそんなに多くはないのではないか?

マレー語翻訳
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By お

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