2011年10月4日火曜日

中国企業バングラデシュで手抜き工事か、世銀が入札参加3年禁止

サーチナ 10月4日(火)10時48分配信

<中国証券報>世界銀行制裁委員会はこのほど、中国冶金科工集団公司(MCC)傘下の中国一冶集団有限公司に対し、公共事業プロジェクトの受注入札を3年に渡って禁止するとの決議を発表した。2日付中国証券報が伝えた。

同委員会は決議で、バングラデシュの首都ダッカで行われた交通運輸関連プロジェクトの建設作業中に、詐欺にあたる不正行為があったと説明。中国一冶集団とトルコの建設会社に対し3年の取引禁止を言い渡した。

中国一冶集団の責任者によれば、このプロジェクトは2001年に公開入札によって獲得したもので、契約金額は約2070万ドル。同社は01年末から04年11月の約3年間、現地で立体交差橋の建設工事を行った。完成後も不具合はなく、地元政府から高い評価を得たという。

今回の争いは、橋桁の下に設置した減震装置の部品に起因するもので、設置工事の内容が世界銀行の規定を満たしていなかったという。同社は今年1月から3 月にかけて、2度に渡り世界銀行に申し立てを行ったが受理されなかったとし、今回の処分に対し態度を保留している。(編集担当:浅野和孝)

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さすがに手抜き工事はいただけない。世界各地で自然災害が起こっている今日この頃、新たに建てる建造物の減震装置をおろそかにしては困る。
必要なところには必要なだけ労力もお金もかけるべきだ。

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by お

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