2011年9月14日水曜日

台湾から中国へ、止まらぬ人材流出=高賃金でヘッドハンティング―中国メディア

Record China 9月14日(水)5時55分配信

2011年9月12日、人民日報海外版によると、台湾から中国への科学技術関連の人材流出が深刻化している。特に人気なのは液晶パネル、LED(発光ダイオード)関連の技術者だ。理由はずばり高賃金。台湾側も引き止めに躍起だが、今のところ焼け石に水のようだ。
台湾メディアによると、中国企業はヘッドハンティングの際、まずはそれまでの1.5倍から2倍の賃金を提示する。副部長クラスなら年俸200万~300万台湾ドル(約522万~783万円)になり、年齢は30代から40代が多い。核心技術に詳しいエリート技術者ともなれば、年俸は1000万台湾ドル(約2610万円)を下らない。さらに乗用車やサービス・アパートメントも用意される。

また、中間管理職クラスが欲しい時、中国側は“台湾ドル=人民元”条件を提示する。つまりそれまで台湾ドルで支給されていた賃金を、額面は変えずに人民元で支払うということだ。換算すると給料は一気に4倍に。文字通り破格の待遇だ。中国に進出した台湾企業の幹部が、中国から人材を呼び寄せることもある。中国での仕事を経験すれば、台湾に戻った後はすぐ幹部昇進だ。

人材流出の分野は金融、教育など多岐にわたっている。台湾側も高賃金を提示するなど引き止めに必死。文化や生活習慣の違いで帰国するケースもあるが、今のところ流出に歯止めはかかっていないようだ。(翻訳・編集/AA)

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中国が海外に流出した優秀な人材を国内に呼び戻すため、欧米諸国の中国人を対象に高賃金でヘッドハンティングをしていることはニュースで見たことがあった。
今回は台湾の人材をヘッドハンティングとある。
台湾は世界的に見ても非常に技術力が高く、多少の違いはあっても同じ中国語を使用しているため、仕事をするにあたり英語翻訳中国語翻訳が不要である。
即戦力として非常に価値が高い。
今は台湾だが、アジアには多くの華僑がおり、彼らも優秀な人材としてヘッドハンティングの対象となるかもしれない。
このニュースがタイ語 翻訳インドネシア語 翻訳マレー語 翻訳等されれば、アジア各国も人材流出が起こらないよう対策が必要になるかもしれない。

By MT

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