2012年1月5日木曜日

原爆慰霊碑に塗料…中国人「人徳欠如の同胞の仕業では?」

サーチナ 1月5日(木)11時20分配信

広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑に4日未明、塗料が吹きつけられた。中国でも同事件が紹介されたが、犯人は中国人の可能性もあるとして、「もし、そうだとしたらとんでもないことだ」との見方を示す人が多い。

環球網など中国メディアは同慰霊碑に書かれた碑文のうち、塗料が吹き付けられた「過ちは 繰返しませぬから」の部分を、「人々に、平和を大切にするよう警示する文句」と紹介。同事件に対して「人々にとって非常に不愉快な事件」との見方を示した。

中国では、米国が第二次世界大戦末期に広島と長崎に原爆を落としたこと自体については「日本が戦争を始めたことが原因。やむをえない」と考える一方で、民間人が大量に犠牲になったことについては「痛ましいことだ」と考える人が多い。

同事件を紹介した中国の検索サイト「百度」の掲示板にはまず、「だれが、こんな人徳の欠けることを。。。オレが行って滅ぼしてやる」との書き込みが寄せ られた。その後、「怒れる(中国人)青年に違いない、。また、中国人の顔に泥を塗った」との投稿が寄せられると「8割か9割の可能性で中国人」、「まちがいないな」など投稿が寄せられた。

「方正の件もあるからな」との書き込みもある。「方正の件」とは黒龍江省ハルビン(哈爾濱)市郊外の方正県で2011年8月、同地で亡くなった満蒙開拓団員(日本人入植者)の名を刻んだ碑の一部が傷つけられ、赤ペンキがかけられた事件を指す。

犯人の国籍には触れず「「日本はこの手の奴らを叩け。絶対に手をゆるめるな」、「死者のために、こんなことをする奴は捕まえて、何日もひざまづかせろ」、「ののしることはしない。私はただ一言。『なんて人徳に欠けているんだ』と言ってやる」などの投稿もある。

その後、日本の右翼がやったのではないかなどの意見も出た。さらに別の国の名を挙げ、犯人ではないかと憶測する書き込みも増えた。

ほとんどの書き込みは、慰霊碑に塗料を吹き付けた行為を批判している。ごく一部に、日本は大量の中国人を殺したのだから日本の民間人が数万人程度殺され るのは当然との意見があるが、反論が寄せられた。過去の日本と関連する施設について「靖国神社と原爆慰霊碑を同列に論じることはできない」との指摘もある。(編集担当:如月隼人)

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中国にはまともな道徳観を持っている人がいることに救われます。

By お

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