2011年3月1日火曜日

業界間収入格差は世界一、健全な経済成長を阻害―中国

2011-02-27 05:10:40 配信 レコードチャイナ

2011年2月24日、金融業界で働き、コラムニストとしても知られる余豊慧(ユー・フォンフイ)氏は、ブログに「中国の業界間収入格差は世界一、問題はさまざまな影響もたらす」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

10日付経済参考報によると、中国人力資源・社会保障部給与研究所の統計では、業界別の収入で中国は最大15倍の格差がある。日本、英国、フランスは約1.6~2倍、ドイツ、カナダ、米国、韓国は2.3~3倍にとどまっている。

15倍という格差は、先進国の過去や現在の新興国と比較しても異例の高さだ。給与の差は教育水準の違いや労働能力では説明できない異常なレベルに達している。所得が高い金融などの業界は、中国政府が厳しく参入制限をかけている独占市場。業界の収入の高さは不公平かつ反市場的なルールによってもたらされている。また、業界内部でも大きな収入格差がある。

こうした格差は中国経済の健全な成長を阻害するもの。一部業界のみが高収入を享受しているとあっては、労働力の自由かつ効率のよい移動を妨げる。また、公平な競争を疎外し、さまざまな腐敗を生み出すこととなるだろう。(翻訳・編集/KT)

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確かに中国の国内での格差は目に見えてわかる。
都市部や農村部、職業別によって人々の暮らしは全く違う。
上記記事では例として金融業界が示されていた。
株式市場では中国株は熱い。
だからこそ金融業界では高収入が得られ、格差が広がるのか。
私も興味はあるが中国語の金融翻訳ができず二の足を踏んでいる。

格安中国語翻訳があれば躊躇せず中国株に手が出せるだろうか。
いや、株式は水物だから中国語通訳を使って中国格安国際電話で市場の動向をリアルタイムで知る必要がある。
となるとやはり中国株は怖くて手が出せないなあ。

By MT

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