2011年11月15日火曜日

産業分野でのR&D投資、中国が日本抜き世界2位に

[ジュネーブ 14日 ロイター] 国連の世界知的所有権機関(WIPO)が14日発表した報告書で、中国が産業分野での研究開発(R&D)支出額で日本を抜き、米国に次ぐ世界2位となったことが分かった。
同報告書によると、2009年の中国のR&D投資額は世界全体の12.8%と、1993年の同2.2%から大幅に増加。民間企業や国営大学による研究開発が大きく寄与しているという。また報告書では、中国の特許や商標の申請も急増していることが示された。
 R&D支出額の世界トップである米国は、世界全体の33.4%を占めている。

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中国の台頭がこの産業分野での研究開発でも進んでいることがこれで明らかになった。
中国は国外に流出した優秀な人材を呼び戻したり、スパコンランキングで2位、4位を占めたりと、国家自体が産業政策を大きく掲げ推進している。
中国に抜かれてしまった日本。
事業仕訳や景気の悪化等で研究開発費が削られているのだろうか。
これまで、日本の技術や研究は素晴らしい結果を生み、それが英語翻訳中国語翻訳等され海外でも注目を浴びてきた。
事態は変わったようだ。
中国の特許申請も急増しているという。
そのうち中国に技術翻訳特許翻訳を依頼しないと作れない製品も出てくるかもしれない。
産業分野での研究開発について、企業はもちろん、ぜひ政府がリーダーシップをとって推し進めてほしい。

By MT

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