2013年3月11日月曜日

中国人と日本人は違った歴史と思考方法を持っていることを認識する必要


中国は、社会主義の国だが、実際は市場経済に移行しつつあります。
儒教的な礼節や忠孝の伝統は、社会主義時代を通して健在で、地縁、
血縁、派閥を中心にした人間関係の中で社会が動いています。
よって大半の中国企業は、会社内部の縦の命令系統ははっきりして
いるが、横の連絡がよくない場合が多い。中国人人材も、特徴として
「我」を強調することが多い。
                                       -- ブログ:各国のビジネスマナー


中国は、戦争や靖国問題で、日本との関係が話題になるが、東南アジアの国々
でこの事を問題にするのは常に中国と韓国のみであることを留意する必要が
あります。これは多分に、過去にこだわる保守的な儒教の影響によるものと
いわれています。

中国人と日本人がまったく異なる民族であり、違った歴史と思考方法を
持っていることを認識して中国人と接する必要があります。
また中国人と言っても、広大な中国では、地域によって風土や歴史的背景が
異なり、気質が違っています。それは例えば日系企業の中国人採用の際、
注意すべき点でもあると思います。

主要都市別で以下に:
【北京】
中国の首都として生産手段を持たない北京人は、人と人との繋がりと信用を
重視しますが、見栄っ張りで行動力に欠ける部分があります。各地から人が集まり、
文化的にも仏教以外イスラム、キリスト文化も生活に根を下ろしています。
【上海】
上海人はあか抜けているが、排他的で計算高いところがあります。また自由競争
の気風の中に、計画経済時代には保守的な気風が育まれました。
【広東】
勤勉で地道に働く広東人は開放経済以降、「金のある所ならどこへでも行く」、
「金になるものなら何でも作る」と現実的に市場メカニズムに対処しています。
実地に役立つモノには価値を認めるが、学問など、抽象的なものには関心がありません。

By ZB

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