2011年5月2日月曜日

中国が世界最大の留学生輸出国、127万人超に

サーチナ 4月30日(土)15時54分配信
 中国教育部と人力資源・社会保障部はこのほど、「2010年末までに、留学生として出国した者の数は127万人を超え、そのうち95万人が現在も外国の学校に在学している」と発表した。中国国際放送局が報じた。

 2010年に留学を目的として出国した中国人の数は、昨年同期比で24%増となり、中国は世界で「最大規模の留学生輸出国」となった。うち私費留学生が留学生全体の93%を占め、アメリカ、オーストラリア、日本、イギリス、韓国、カナダ、シンガポール、フランス、ドイツ、ロシアの10カ国に留学する人が、全体の90%を占める。(編集担当:村山健二)

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海外へ留学する学生の多さからも、その国の元気の良さがわかる気がする。
中国はGDPが日本を上回り、今まさに経済成長の絶頂期だ。
そんな中、若者達は更に上昇すべく、国を飛び出し海外で更に勉学に励む。
やはり英語圏、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダへの留学が多いようだ。
その国々では外国人就職の門戸も開かれているからだろうか。
そんな中、日本、韓国が選ばれるのは近隣だからか。
韓国語翻訳が中国で需要があるのだろうか?
そしてフランス、ドイツ、ロシア。
留学当初は格安ドイツ語翻訳格安ロシア語翻訳のお世話になるかもしれないが、あっという間にその必要もなくなるほど語学を習得するであろう。
そんな留学生達の支えとなるのは昔は格安国際電話、今はメールやスカイプなのか。
日本はどうであろう。
OECD等の2008年統計によると、海外の大学等に留学した日本人は各国・地域で約6万7千人となっており、対前年比約11%の減少となっている。
経済成長の陰りはここにも反映されるのか。
日本の若者にもっと積極的になって欲しい。
 
By MT

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